魔法瓶のように熱を逃がさない
建物自体の高断熱性・高気密性が、省エネルギー設計の要です。
ミサワホームの木質系住宅は、密閉性の高いパネル同士を接合する「木質パネル接着工法」の住まい。建物のエネルギーロスを小さくします。
鉄骨系住宅でも、断熱効果の高いニューセラミック外壁を中心とする「複層断熱構造」を実現し、さらに熱が逃げにくい工夫を施しました。
いずれも新しい省エネルギー基準(平成25年基準)に対応しています。
春夏秋冬とそれぞれ違う表情を見せる豊かな四季に恵まれている日本。
古くから自然の彩りや味わいを取り入れる習慣が育まれています。
例えば蒸し暑い夏を涼しく快適に過ごすために、家の造りや植栽などさまざまな工夫を凝らしていました。
四季折々の温度変化や外気のここちよさを感じられる先人の知恵は、地球環境へ大きな負荷をかけず省エネにもつながるというメリットがあり、近年見直されつつあります。
建物自体の高断熱性・高気密性が、省エネルギー設計の要です。
ミサワホームの木質系住宅は、密閉性の高いパネル同士を接合する「木質パネル接着工法」の住まい。建物のエネルギーロスを小さくします。
鉄骨系住宅でも、断熱効果の高いニューセラミック外壁を中心とする「複層断熱構造」を実現し、さらに熱が逃げにくい工夫を施しました。
いずれも新しい省エネルギー基準(平成25年基準)に対応しています。
住宅の高気密化が進むと、今度は気になるのが室内の空気環境。
全室常時換気が義務化された2003年の建築基準法改正の15年以上前からミサワホームではセントラル換気システムを採用しています。
現在はさらに進化した「熱交換型24時間フロアセントラル換気システム」を標準装備。花粉などで窓が開けられなくても効率的に換気し、ご家族の健康をサポートします。
ミサワホームは、高断熱・高気密設計のすぐれた先進の技術をベースに、伝統家屋にいかされていた知恵を取り入れた省エネルギー設計の「微気候デザイン」を採用。
「微気候」は、「住まいとその周辺に限った気候」のこと。庭の植栽で風を導き直射日光を遮るなど、生活空間の中にうまく微気候を形成することで、自然の心地よさをとり入れ、夏を涼しく冬を暖かく暮らせるのです。快適さを感じつつ省エネルギーを叶える住まいです。
室内の風通しをよくするため地域ごとの特性をとらえた通風設計を施し、軒の出や建物形状も日射を考慮し設計します。
夏は日差しを遮り風通しを良く。冬は暖かい日差しを招き入れぬくもりを逃しません。エアコンに依存せず、夏も冬も快適な屋内環境を保てます。
ミサワホームは、自然と響きあい住む人に心地よい、環境共生型のまちづくりを推進しています。
千葉県浦安市の「マリナイースト碧浜」もそのひとつで、「緑や生物とともに成長するまち」というコンセプトのもと、生態系を重視した自然環境をつくろうと開発されました。
緑化はもちろんのこと、蝶や鳥を呼ぶこむために街路樹から個々の家の庭木に至るまでの植栽計画を実施。
開発から5〜6年ほどで豊かな緑が広がる美しいまちへと成長しました。
このマリナイースト碧浜は、2010年に「生物多様性につながる企業のみどり100選」に選定されています。
ミサワホームでは、高品質な木材を世界中から厳選し、調達しています。主に使用している木材は、環境先進国フィンランドで稼働する自社工場で生まれたものです。この自社工場では、製材だけでなく樹皮を燃料としたり、チップをパルプ原料に利用するなど、森林資源を有効活用しています。
こうした取り組みにより、国際的な森林認証プログラムPEFCの「CoC認証」を取得。さらに、森林資源の恩恵を受ける企業の責務として生物多様性の保全を果たすべく、独自の「木材調達ガイドライン」を策定しています。
1970年代から、ミサワホームは新素材の住まいづくりも推進しています。
目指すのは「枯渇する心配がなく日本国内で確保できる資源」でつくる家。国内に豊富な珪石と石灰石を主原料とした「ニューセラミック」を外壁を兼ねた多機能素材として、さらなる改善を重ね、鉄骨ラーメン構造によるユニット工法の「ハイブリッド住宅」として結実しました。